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人生を変えるコンサル流の問題解決スキル

  • 執筆者の写真: 日沖博道
    日沖博道
  • 9月18日
  • 読了時間: 2分

コンサル流問題解決スキルは多岐にわたりますが、今回はその一つ、どんな場面でも応用が利くスキルについてお話しします。


“気になることが多く、何から取り組んでいけばよいのか?”と悩んだときに使える「選択のやり方」として、ご参考になさってください。



①状況把握


まずは、ノートやホワイトボードで、気になる状況をどんどん書き出していきます。個人の場合は書き出すだけでも十分です。


会社全体、部門全体のことになると範囲や数が膨大になってきますので、単に書き出すだけでは足りず、更に分析やヒアリングをしていきましょう。


気になる状況・課題を洗い出し、(KJ法などで)グルーピングしたうえで、それは会社にとってどういう意味合いがあるのかという示唆も炙り出しながら、状況把握をしていきます。



②課題設定(課題の定義)


次に、“なにを、どう、変えるべきではないか?”と、なるべく具体的にイシュー表現をしてみましょう。


イシュー表現とは、“それは、こうすべきではないだろうか”という課題表現のことです。仮説で構いませんが、このとき、(ぼんやりした概念的なものに留めずに)より具体的なものに落とし込むことが大切です。


そのためにはご自分の頭でしっかりと考え、何を意味しているのかを理解したうえで、自分の言葉で表現することが求められます。



③優先度の決定


②であがってきたイシューに対して、重要度と緊急度の2つの軸で考えます。

重要度と緊急度(のそれぞれについて高い・低い)の2軸のマトリクス図にして描き示し、両方が高いものから優先度が最も高いものとして着手していきます。


このような手順を踏むことで、色々と気になって手が着けれられない、という状況を回避することができ、仕事をきちんと片づけられるようになります。


しかも重要度・緊急度が高いものを優先的に片づけるクセが身につくため、周囲から仕事ができるという評価も得られやすくなるでしょう。普段の業務に応用してみたらどうでしょうか。



他にもどのようなコンサル的なやり方あるのか?が気になるという方は、私の書いている『ベテラン幹部を納得させろ!』(ギャラクシーブックス)という本で、解決の手法や考え方を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。


著者:

パスファインダーズ株式会社 代表取締役

羅針盤倶楽部 コーディネーター&アドバイザー

日沖 博道

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