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新規事業開発で一番重要なことは?

  • 執筆者の写真: 日沖博道
    日沖博道
  • 9月18日
  • 読了時間: 2分

新規事業開発において一番重要なことは「自社の価値を言語化する」こと


そもそも事業というものをどう考え、どのように事業をやっていくのか?を考えるときに一番重要なことは、「価値を定める」ということです。


自分たちは、一体どんな価値を出せるのか?を言語化していきましょう。



どのように自社の価値を言語化するのか?


新規事業開発にあたり、まずは事業テーマを特定する、すなわち“どんな市場で、何をやるのか?”を決める必要があります。


世の中の流れや社会の動きを捉え、そこに対して自社の培った技術・顧客・ノウハウをマッチングさせた時に、どこにチャンスがありそうか?どういう市場であれば自社ならではの価値を出せるのか?という視点で考えていきます。


そのうえで、ターゲットセグメントの特定(つまり絞り込み)を行っていきます。

このステップでは、市場にどんなお客がいて、どんなニーズがあるのか?それに対して競合はどんなことをやっているのか?を調査し、まだ満たされていないニーズを発見し、自社のほうが価値が出せるセグメント市場を特定します。


その際に、なぜ他でもない我が社がやるべきなのか、多数ある競合の中でお客様が我が社の商品・サービスを選んでくれる理由は何か?ということを明確に言語化していくのです。


まずは、仮説でもいいので、選ばれる理由を定義づけ、言語化することが、新規事業開発において最も大事な出発点です。


『選ばれる理由』=「決め手になる、自社独自の価値」を定め、言語化することで、サービス・製品に反映していく際に社内の力を(ブレることなく)結集できるだけでなく、お客様に対しても「こういうところが我々のユニークなところで、お客様にとって価値のあるところですよ」とアピールすることもできるんですね。


著者:

パスファインダーズ株式会社 代表取締役

羅針盤倶楽部 コーディネーター&アドバイザー

日沖 博道

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